山王精神医学心理学研究所 鈴泉クリニック  
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うつ病患者さんに対する接し方
うつ病について患者さんの家族や周囲の方々に知ってほしいこと
うつ病とは
心の活力が低下して気分が沈み込んだり何事に対しても興味がわかなくなるこころの病気です。
うつ病の原因
うつ病は人間の心に関する病気であるだけに内科系などの病気以上にその原因を突き止めるのは難しく、原因はまだはっきりと分かっていません。ただ様々な要因が重なり合っておこるものと考えられています。
うつ病に見られる症状
うつ病の症状には精神症状と身体症状があります。精神症状はさらに感情面、思考面、意欲面の症状に分けられます。
うつ病は何時までも治らない病気ではありません。トンネルに入った状態に似ています。トンネルの中は闇の世界ですが、先に進めば必ず明るい世界に出てきます。
患者さんに対する接し方
家族や周囲の方々が病気について自分勝手に解釈したり、自分の考えを押し付けると患者さんを益々苦しい立場に追い込んでしまいます。うつ病の患者さんに接するときは家族や周囲の方々が病気を良く理解して、患者さんを支えて頂く必要があります。
患者さんにしてはいけないこと
うつ病の患者さんは元来、真面目な方が多く、がんばらなくてはいけないことをよく知っているのですが、それが出来なくて苦しんでいるのです。むやみに励ましたり、叱咤激励をしたりすると追いつめてしまう結果になります。そこで、その対応については医師によく相談をして下さい。
無理に運動や外出・旅行などをすすめること。
患者さんを叱咤激励することは苦しみをより深くし、追いつめる結果となります。
自分の意見を押しつけること。
患者さんにしてあげて欲しいこと
本来、うつ病はエネルギーのなくなる病気ですから休養と薬物療法が基本です。また、うつ病は一進一退を繰り返しながら(三寒四温)、だんだん回復していきますので、焦らず長い目で患者さんを見守り、心の支えになってください。
ご家族が主治医に症状の報告をして下さい。
重要な事柄の決定は先に伸ばします。(結婚、離婚、退職、転職など)
うつ病は多少時間がかかっても必ず治ります。それを家族や周囲の方々が理解してゆったり落ち着いていることが大切です。
他に・・・
  • 医師と家族・患者の関係を深める
  • 患者さんに休養をすすめるだけでなく、可能な限り仕事を代行する。
  • 患者さんが会社や学校を休もうとしていても、家族は理解をしてあげる。
  • その他に薬の副作用や症状の変化に気をつけて下さい。
    自殺に対するサインを見逃さないようにすること
    患者さんの自殺を防ぐには家族や周囲の人々の協力が必要です。
    患者さんを一人にしないことが大切です。孤独になることへの不安を解消するためには寄り添っているだけで十分です。
    どんな病気でも早期発見・早期治療が大切な事は言うまでもありません。
    そのためには、患者さん、家族、周囲の方々の病気に対する理解が必要なのです。
    睡眠障害
    睡眠障害にはいろいろなものがあります。
    1) 不眠障害
    寝つきが悪い、眠りが浅い、夜中に目が覚める、朝早く目が覚める。原因も色々あります。様子を詳しくお尋ねして原因を探ります。
    2) 過眠症
    ナルコレプシー 日中の強い眠気と睡眠発作、脱力発作、入眠時幻覚、金縛り体験
    睡眠時無呼吸症候群 10秒以上の呼吸停止が夜間30回以上ある。
    日中の強い眠気、夜間不眠
    周期性傾眠症
    3) 睡眠覚醒スケジュール障害
    時差、シフト勤務などで起こります。
    4) 睡眠時随伴症
    悪夢、夢遊病、寝ぼけ など
    どれも適切な治療で治ります。
    職場でのストレス
     
    ストレスのない社会はありませんし、適度のストレスはやる気を起こさせます。しかし、多すぎるストレスは心身の不調をうみ、ついには仕事に支障をきたし、本人にとっても家族にとっても、企業にとっても大きな損失となります。
    ストレスを自分でコントロールすることは、働く人に求められるスキルの一つです。
    当クリニックでは、産業精神保健を専門とする医師が職場ストレスとそれに対する心理的・生理的反応を調べ、ストレスコントロールについて適切なアドバイスを致します。

    治療にあたって、ご自宅での休養が必要な場合には診断書を発行し、企業の産業医・職場の上司へはご本人の了解を得て文書による連絡などもいたします。

    まだ、産業医や職場の上司の方々に対するコンサルタントも、ご本人の了承の上、行います。

    当クリニックでは、積極的に対応、協力して復職につなげることに努めます。
    職場復帰の流れ
    (厚生労働省:心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引きより)
    <第1ステップ> 病気休業開始及び休業中のケア
    労働者からの診断書(病気休業診断書)の提出
    管理監督者、事業場内産業保健スタッフ等によるケア
    <第2ステップ> 主治医による職場復帰可能の判断
    労働者からの職場復帰の意思表示及び職場復帰可能の診断書の提出
    <第3ステップ> 職場復帰の可否の判断及び職場復帰支援プランの作成
    情報の収集と評価
    (イ) 労働者の職場復帰に対する意思の確認
    (ロ) 産業医等による主治医からの意見収集
    (ハ) 労働者の状態等の評価
    (ニ) 職場環境の評価
    (ホ) その他
    職場復帰の可否についての判断
    職場復帰支援プランの作成
    (イ) 職場復帰日
    (ロ) 管理監督者による業務上の配慮
    (ハ) 人事労務管理上の対応
    (ニ) 産業医等による医学的見地からみた意見
    (ホ) フォローアップ
    (ヘ) その他
    <第4ステップ> 最終的な職場復帰の決定
    労働者の状態の最終確認
    就業上の措置等に関する意見書の作成
    事業者による最終的な職場復帰の決定
    その他
    <第5ステップ> 職場復帰後のフォローアップ
    症状の再燃・再発、新しい問題の発生等の有無の確認
    勤務状況及び業務遂行能力の評価
    職場復帰支援プランの実施状況の確認
    治療状況の確認
    職場復帰支援プランの評価と見直し
    Sanno Institute of Psychiatry and Psychology
    RINSEN CLINIC
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